
いろいろと事情が重なって、このところずっと何もする気がおきず、ほんとうにダメダメな日々を送っていた。仕事から帰ってくると、コタツでゴロゴロしながらひたすらスカパーばかり見ていた。(1日2本ぐらい映画を見ていたから、今年に入ってもう100本近く見たことになるだろうか…。)
で、さすがに生活上いろいろと支障をきたしてきたので、束の間の気晴らしに東京へ行ったのだが、そこで生まれて初めて<宝塚>を見たのである。「ベルサイユのばら〜フェルゼンとアントワネット編」。びっくりした。あまりの衝撃にクラクラと眩暈がした。というか完全に魂をわしづかみにされた。
それ以来、ずっと宝塚のことで頭が一杯で、仕事中も気がつくと「愛〜それは〜かなしく〜♪」という「ベルばら」の主題歌を口ずさみ、家へ帰ってからは「オスカル編」のチラシに載っている朝海ひかるの写真を眺めながら、ただただウットリとしているのである。
ああ、なんというか、ただもう夢中なのである…。