
都知事選シリーズに続けて「フランス大統領選シリーズ」をやろうと思っていたのだけれど、なんとなく月日は流れ、はや6月である。フランスの状況については、
『現代思想』フランス暴動特集を読めば、だいたいの様子がわかると思う。
陣野俊史『フランス暴動――移民法とラップ・フランセ』もおすすめ。サルコジは石原と同じぐらい嫌いだ。
で、今日からは労働運動の話である。最近、京大では、
京都大学時間雇用職員組合 Union Extasy
http://extasy07.exblog.jp/という組合が結成された。現在、毎週火曜日の昼休みに時計台前で情宣活動を行っているが、なんとこれが「バーベキュー闘争」に発展するらしい。これは参加するしかない!!!
関係ないが、「消えた年金問題」で窮地に立たされた政府与党が、
責任逃れのための社会保険庁叩きに必死である。これを読んでみると、社会保険庁が「45分端末操作したら15分休憩」という覚書を組合(自治労)と交わしていたことを、「小学生の授業ではありません」「普通の神経を持っていたら「?」と思う」「恥ずかしげも無く」などと批判している。
しかし普通に考えて、「45分端末操作したら15分休憩」するのは別に当たり前のことではないか?労働者の当然の権利ではないか?だって疲れるだろ、眼とか。肩とか。煙草吸ったり、お菓子食べたり、同僚と雑談したりしなきゃやってらんないだろ、そんな仕事。「民間では考えられない公務員天国」などと批判する前に、なぜ民間のレベルを公務員に合わせるよう指導しないのか、まったく理解ができない。
「混み合う社会保険事務所。その受付の向こう側で、私たちを無視して休憩しながらコーヒーを優雅に飲み続ける職員。そんな姿に怒りを覚えたこと、ありませんか。」と自民党はいうが、コーヒー飲んで休憩するのがなぜ悪いのか?どこが「優雅」なのか?(ブルーマウンテンでも飲んでいるのか?マイセンの茶器でも使っているのか?)そもそも窓口が混み合うのは、人員削減の結果ではないか。激しい怒りを覚えるのは自民党だ。
posted by unagi at 15:56|
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