
現在、立命館大学でハンストが行われている。
詳しいことは
京都新聞の記事を参照してほしいが、要するに、イタリア語の非常勤講師をしている遠藤礼子さんが不当きわまりない雇い止めに遭い、これに抗議してハンスト闘争を繰り広げているのだ。
さらに詳しい経緯や主張については、
ユニオン・エクスタシーのブログに記事が掲載されているので、こちらもぜひ一読してほしい。そしてハンスト(・カフェ)は明日(木)あさって(金)も続けられるので、心ある方にはぜひ応援に駆けつけて頂きたい。
ところで、われわれユニオン・エクスタシーの組合員は、2人ともイタリア文学の出身である。そして遠藤さんもまた、そうである。さらに、われわれ2人もまた同様に雇い止めの通告を受けている。これは何をさておいても支援するよりないではないか。
初日にかけつけた会場で、私はすごくひさしぶりに「Sciopero(ショーペロ)」という文字を目にした。そして興奮した。これはイタリア語で「ストライキ」を意味する言葉だ。そう、われわれ労働者がいま何よりも必要としているのはストライキ、同盟罷業だ。もはやストライキをやること以外に、労働運動をやる意味などない、とまで言い切ってしまうべきだ。
Sciopero a catena (波状スト)
Sciopero a oltranza (無期限スト)
Sciopero a settori (時間差スト)
Sciopero a singhiozzo (五月雨スト)
Sciopero della fame (ハンスト)
Sciopero di solidarieta' (同情スト)
Sciopero generale (ゼネスト)
Sciopero illegale (違法スト)
Sciopero lampo (抜き打ちスト)
Sciopero pignolo (順法闘争)
Sciopero selvaggio (山猫スト)
さっき、試みに伊和中辞典で「Sciopero」を引いたら、こんなに熟語が羅列してあった。これがひとつのポエジーでなくてなんだろう。
posted by unagi at 23:10|
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