2007年04月11日

東京都知事選・18

ishihara_shintaro.jpg 当選後、さっそく傲慢モード全開に戻った石原慎太郎が、「神戸の地震で(自衛隊に派遣要請する)首長の判断が遅れて2000人が死んだ」と発言した。これに対して兵庫県知事らが猛反発し、「全く根拠のない発言」などと抗議している。

 だが考えてみれば、ベルクソン発言にしても、ババア発言にしても、かつて石原の発言に何か根拠があったことなど、一度だってない。はっきり言って、すべてが捏造である。しかしそれでも、「2000人が」とか、「ベルクソンが」とか、「何々教授が」とかヌケヌケと言われると、一瞬、根拠があるのかと誰もが思ってしまう。稀代のペテン師たるゆえんである。

 石原はまた同時に、「情報公開は難しい」「職員のプライバシーにも関わってくる」などとふざけた発言をし、警察の捜査報償費の公開についても、「おかげで警察の捜査は非常に難航するようになった」「この種の情報開示は間違ってるし、するつもりはない」と述べた。報償費が、現場の捜査に全く使われずに、巨大な裏金となっていることは多くの証言からも明らかであるのに、このようなデタラメを信じている都民は数多くいる。

 ともあれ、石原の悪政について、まだまだ書き残したことは多い。しかしもう紙幅がなくなってきたので、書こうと思っていた項目のメモだけを備忘のために記しておく。(次回完結)

・トーキョーワンダーサイト事業と「能オペラ」
・ヘブンアーティスト制度(大道芸人のライセンス化)
・文化予算の削減(東京都交響楽団問題→楽団員の有期雇用化、評価制度の導入)
・新宿2丁目への弾圧、(刑法の前田雅英による)エロ漫画規制
・知事交際費と豪遊(ガラパゴス旅行)
・民主党都連の(石原側近)極右偏向都議
・危険きわまりない「三宅島オートレース」
・「築地」移転問題
・「お台場カジノ構想」はどこへ?
・外型標準課税の失敗と「新銀行東京」の累積赤字
・オリンピックとファシズム
・藤原紀香と中村勘三郎が石原を支持した件
・焼酎「森伊蔵」
・『太陽の季節』を読む
posted by unagi at 06:15| Comment(5) | TrackBack(0) | 都知事選 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あぁ〜!この顔をみるとハラがたつ!
しかしこれをわざわざスキャナしたunagiさんのほうがキブンがさぞ悪かっただろう。
お疲れさまです。
Posted by 赤熊 at 2007年04月11日 23:41
「書こうと思っていた項目のメモ」だけ見ても興味津々なのに、(次回完結)とは残念の一言に尽きます。

日々の楽しみがひとつ減ってしまった・・・
Posted by Junko at 2007年04月12日 00:07
>赤熊さん
いやいや、実にいい顔で笑っているじゃありませんか。よほどうれしかったのでしょう。
>Junkoさん
メモに挙げた項目は、ほぼ書く内容も決めていたのですが、まあ、今さら書いても仕方ないですし…。ただ、「都響」の話だけは書きたかったですね。ここも都立大と同じように、石原のせいで悲惨なことになりました(10代の頃、頻繁に聴きに行ったオケなので、個人的な思い入れがあります)。当時の常任は若杉弘で、N響などよりはるかに意欲的なプログラムをやっていましたね。
Posted by unagi at 2007年04月12日 04:37
昨日のコメントにマーラーのことがあったような気がしたのですが、今見たらない?!
unagiさんが「都響」に入れ込んでいた10代の頃というと、私は子育て、仕事に追われて最も音楽から遠ざかっていた時期だったような・・・
わたしのマーラーはショルティの「大地の歌」から。10代最後の頃、まだレコードの時代でしたね。あの頃はマーラーとともにブルックナーも若い人に人気でしたが・・・ いずれにしても前途多難な「都響」にはかわりないのですね。
Posted by Junko at 2007年04月13日 20:36
あ〜。マーラー云々は、クラシック好きだと思われたらイヤなので、こっそり削除しました。10代の頃、クラシックやオペラ(その後、現代音楽)ばっかり聴いていて、ロックやポピュラー音楽の基礎的な素養を全く欠いていることに、いたくコンプレックスを持っているんですよ。「大地の歌」はぼくはクレンペラー盤でしたね。もちろんレコードです。ぼくより下がCD世代ですね。
Posted by unagi at 2007年04月17日 00:04
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