2007年07月02日

エドワード・ヤン死去

min.jpg 台湾出身の映画監督、エドワード・ヤンが米国で死去した。59歳。私にとって永遠のベスト1である「枯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」を撮った監督である。

 そう、あれはたしか92年の夏に、新宿の封切館で見たのだと思う(※)。もう15年も前に見た映画なのに、今でも細かいディテールまで鮮明に思い出すことができる。

 暗闇での乱闘とか、懐中電灯の光とか、静かで圧倒的なクライマックスとか、60年代台湾の空気(と夏のけだるさ)が、4時間にわたって濃密にみなぎっていて、とにかく鮮烈な印象を受けたし、少年少女たちの姿がもう息苦しくなるぐらいに、切なく、感動的な映画だった。

 これを期に、またどこかの映画館(というか、みなみ会館)でやってくれないものだろうか?

 (※)昔の手帳を出して確かめたら、1992年6月17日(水)に新宿ピカデリー2で見た、とある。前日の16日には、同じ新宿のシアタートップスで、矢崎仁司監督の「三月のライオン」を2回連続で見ている。当時ほとんど学校に行かず、毎日映画ばかり見ていたのだろう。
posted by unagi at 23:55| Comment(3) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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