2008年01月01日

東京/おおみそか

manpuku.JPG 東京に帰ってきた。やはり都会はいい。本当にいい。渋谷の街中なぞを歩いていると、わけもなく心がウキウキしてくる。まず、若者がみんな顔にピアスをしている。ドンキホーテもある。話に聞いた「フリーハグ」という連中が駅前に並んでいる。京都にはない風景だ。

 この秋に、佐野眞一『東電OL殺人事件』(新潮文庫)という本をブックオフの100円コーナー(最近ここでしか本を買わない)でたまたま見つけて読んでからというもの、ずっと東電OLのことが気になっていた。そこで、おおみそかの夜、事件現場を訪ねてみることにした。

jizou.JPG 写真は、殺害現場となった「まん福亭」上の木造アパート。神泉のすぐ駅前にあって、事件から10年以上たっても変わらずに残っている。

 2枚目は、円山町の迷路のようなラブホテル街の中にある道玄坂地蔵。東電OLはいつもこの前で客引きをしていた。余談だが、私が渋谷の街をウロウロしていた91〜92年頃、「まんだらけ」というマンガ屋がラブホテル街のど真ん中に出来て、アベックとオタクが(互いに敵意を露にしながら)すれ違う風景がよく見られた。

toshikoshi.JPG 3枚目は、年越しそば。表参道「古道」のおろしそば。やはり東京のそばはおいしい。





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2007年12月26日

くじらアパート

kujira.jpg
 「くじらアパート」という乗り物を作って京都から東京まで旅をした友人がいて、テレビや新聞でも大々的に取り上げられたのでご存知の方も多いと思う。

 くじらアパートのホームページ

 私などは「くじらアパート」と聞くとすぐに、「くじらマンションを買うために」という、瀬尾育生の詩を思い出してしまうのだが、今あらためて本棚の奥から思潮社の『瀬尾育生詩集』を引っぱり出してきて確認すると、「天下無敵気分的くじらマンションを買うために/妻と二人で自転車にのって出かけた。/寒い寒い日なりき。」という書き出しで、あのいかにも80年代ポップの擬態があふれた詩集『らん・らん・らん』に入っていた詩だった。だが、まあそんなことはどうでもいい。

 で、今日たまたま寮の前を通りがかったら、「くじらアパート」をまたまたテレビが取材していたので、その隣をわざとらしく移動式コタツを引っぱりながら通過し、「あ、こちらも別に取材してもらって構わないですよ。」「くじらアパートにインスピレーションを受けて作ったんですよ。」「このあいだのデモでも使ったんですよ。」等々、取材クルーに向かって話し掛けてみた。

 ところが、それまで熱心に「くじらアパート」を取材していたテレビ局スタッフは、私の言葉(と移動コタツ)に対して全く関心も興味も示さなかったばかりか、冷笑さえ浮かべてそそくさと立ち去ってしまうではないか。これには正直言って驚いた。別にいまさら「テレビに映りたい」などと思ったわけでもないが、少なくとも「くじらアパート」に興味を持って取材している者なら、この移動コタツにもきっと何らかの興味は示すだろう、と考えたからだ。

 マスコミがいったい何に関心を持ち、何に関心を示さないかという問題は、石垣カフェ以来いまだに謎のままである。
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2007年12月25日

デモの写真

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 アンチ・クリスマスの人々。


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 再制作された移動コタツ。


risingpoor3.jpg
 大阪から禅タクロースも参加(左端)。


risingpoor4.jpg
 サウナ「グリーンプラザ」の閉鎖に反対する。
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2007年12月23日

デモのチラシ

明日のデモのチラシができました。

risingpoor_chirashi.jpg


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2007年12月22日

12/24にデモします

唐突ですが、クリスマス・イブの12月24日(月・祝)にデモをやります。

「ライジング・プア2008」
主催:山下信子とUnion Extasy(京都プア・ピープル)
協賛:ベーシックインカム要求者組合
   キョートット出版

午後2時30分、京都市役所前集合。3時出発。河原町を下がり四条を西進してルイ・ヴィトン前でUターン。市役所まで戻ります。途中、四条河原町をちょっと下がった所にある、グリーンプラザの労働争議を応援します。

タイトルの「ライジング・プア2008」とは、来年こそは貧乏人が日の出の勢いで大躍進しますように、という願いをこめたものです。サブタイトルは当初「日出づる処の貧乏人、日没する処の金持ちにデモを致す、つつがなきや」としたかったのですが、結局「Poor is beautiful」になりました(なんでもマザー・テレサの言葉らしいです)。

要は、貧乏人が集まって各自の主張を好き勝手に訴える、というデモなのですが、基本的にはクリスマスという愚劣な商業主義とグローバリズムに対する抗議、という意味を込め、デモの目標地点をルイ・ヴィトンとしました。

当日は、3年ぶりに再制作した移動コタツも登場する予定です。
お暇な方はぜひどうぞ。

デモの趣旨についてはこちらをごらんください。
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2007年07月28日

敗北を実感に!

tadanodemo.jpg 「水に落ちた犬は打て」ということで、明日は参院選ですね。京都・大阪選挙区では自民×共産が、東京選挙区では無所属×公明×共産あたりが最終議席を争っていますが、「黒い候補者でも赤い候補者でも、自公を落選させるのは良い候補者」ということで、ウナギ問題になんら有効な対策を打たない赤城農水相に怒りを感じる人は、投票権を行使しましょう。

 7月29日参院選 「敗北を実感に!」

「反戦と生活のための表現解放行動」より
戦争とピンハネに抗議する「ただのデモ」!動画付き!


 なお、今回は黒川紀章の活躍が伝わってこず、大変残念ですが、若尾文子の方は人気のようですね。報知がなかなかいい記事を書いてます。

若尾文子タンに萌え〜巣鴨のお年寄りに大人気…突き飛ばされる黒川氏
(スポーツ報知)


 「この日のフィーバーが終わった後、感極まって泣き出す70代男性も。『若尾さんを見られてよかった。もう死んでもいい』と目頭を押さえていた」とか。むべなるかな。
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2007年07月18日

立命ハンスト闘争

sciopero2.jpg 現在、立命館大学でハンストが行われている。

 詳しいことは京都新聞の記事を参照してほしいが、要するに、イタリア語の非常勤講師をしている遠藤礼子さんが不当きわまりない雇い止めに遭い、これに抗議してハンスト闘争を繰り広げているのだ。

 さらに詳しい経緯や主張については、ユニオン・エクスタシーのブログに記事が掲載されているので、こちらもぜひ一読してほしい。そしてハンスト(・カフェ)は明日(木)あさって(金)も続けられるので、心ある方にはぜひ応援に駆けつけて頂きたい。

 ところで、われわれユニオン・エクスタシーの組合員は、2人ともイタリア文学の出身である。そして遠藤さんもまた、そうである。さらに、われわれ2人もまた同様に雇い止めの通告を受けている。これは何をさておいても支援するよりないではないか。

 初日にかけつけた会場で、私はすごくひさしぶりに「Sciopero(ショーペロ)」という文字を目にした。そして興奮した。これはイタリア語で「ストライキ」を意味する言葉だ。そう、われわれ労働者がいま何よりも必要としているのはストライキ、同盟罷業だ。もはやストライキをやること以外に、労働運動をやる意味などない、とまで言い切ってしまうべきだ。

 Sciopero a catena (波状スト)
 Sciopero a oltranza (無期限スト)
 Sciopero a settori (時間差スト)
 Sciopero a singhiozzo (五月雨スト)
 Sciopero della fame (ハンスト)
 Sciopero di solidarieta' (同情スト)
 Sciopero generale (ゼネスト)
 Sciopero illegale (違法スト)
 Sciopero lampo (抜き打ちスト)
 Sciopero pignolo (順法闘争)
 Sciopero selvaggio (山猫スト)

 さっき、試みに伊和中辞典で「Sciopero」を引いたら、こんなに熟語が羅列してあった。これがひとつのポエジーでなくてなんだろう。
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2007年07月04日

納涼古本まつり

明日、7月5日(木)昼休みより、中央食堂前にて、ユニオン・エクスタシー主催「納涼古本まつり」を開催します。ぜひお越しください。
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2007年07月03日

BBQ禁止条例

bbq.jpg 鴨川河川敷でのバーベキュー(および打ち上げ花火)を、5万円以下の罰則付きで禁じる「鴨川条例案」が、京都府議会において全会一致で可決された。京大構内はいうまでもなく、全世界におけるバーベキュー闘争の波及を目指すユニオン・エクスタシーとしては、今回の不当な決議に対して強い抗議の意を表明するものである。また、鴨川条例検討委員会の座長を務めているのは、京都大学文学部教授である金田章裕(地理学)であり、金田の責任を徹底追及するためにも、今後、文学部(および地理学教室)に対するバーベキュー闘争を活発化させねばならない。

 条例案を詳しく見てみると、放置自転車や落書の禁止、さらに最近「納涼床」に洋風のものが増えていることから、その高さとデザインを和風に統一しようとする内容である。注目されていた「ホームレスの排除」については、議事録を読む限りでは、石田隆一委員(京都商工会議所、株式会社イシダ社長)ひとりが執拗に主張している以外は、おおむねスルーされているようで、これは妥当な結果であろう。しかし少なくとも、このような反動的な条例案を「全会一致」で可決してしまう府議会は、もはや議会としての体をなしていない、と言っておこう。
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2007年07月02日

エドワード・ヤン死去

min.jpg 台湾出身の映画監督、エドワード・ヤンが米国で死去した。59歳。私にとって永遠のベスト1である「枯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」を撮った監督である。

 そう、あれはたしか92年の夏に、新宿の封切館で見たのだと思う(※)。もう15年も前に見た映画なのに、今でも細かいディテールまで鮮明に思い出すことができる。

 暗闇での乱闘とか、懐中電灯の光とか、静かで圧倒的なクライマックスとか、60年代台湾の空気(と夏のけだるさ)が、4時間にわたって濃密にみなぎっていて、とにかく鮮烈な印象を受けたし、少年少女たちの姿がもう息苦しくなるぐらいに、切なく、感動的な映画だった。

 これを期に、またどこかの映画館(というか、みなみ会館)でやってくれないものだろうか?

 (※)昔の手帳を出して確かめたら、1992年6月17日(水)に新宿ピカデリー2で見た、とある。前日の16日には、同じ新宿のシアタートップスで、矢崎仁司監督の「三月のライオン」を2回連続で見ている。当時ほとんど学校に行かず、毎日映画ばかり見ていたのだろう。
posted by unagi at 23:55| Comment(3) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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